産休明けの再就職

産休明けで派遣看護師からスタートする主婦が増えている!?

どんなに看護師という仕事に誇りとやりがいを感じている女性の方でも、やはり、ある年齢を過ぎると結婚して家庭が欲しい、子供が欲しい・・・という願望が出てきます。これは普通のことだと思います。看護師の中には、仕事だけを続けて、家庭も子供もいらない、結婚にも興味がない、ずっと1人で生きていく!というタイプの女性も増えていますが、私はそのような人生はおすすめしません。若い頃は、とんがっているので、自分は1人で生きていく!という意志を持っても強く生きていることができるかもしれませんが、50代や60代になったときに、初めて、家庭を持っておけばよかった・・・子供をつくっておけばよかった・・・と後悔する日がやってくるのです。特に、還暦をすぎて仕事をやめてしまった時、そのような感情が出てくることが多いのです。女性のとっての本当の幸せはやはり家庭を持って子供を育てることにあるのかもしれません。だからといって看護師という素晴らしい仕事を辞める必要はないと思います。ただし、どうしても妊娠して産休をとることになれば、1度は看護師の仕事から離れる必要が出てきてしまうのです。

■産休明けに派遣看護師からスタートする主婦が多い理由

産休をとると看護師の仕事から1度離れなければなりません。どれだけキャリアがあって仕事ができる看護師でも1度、現場から離れてしまうとなかなか仕事の感覚を取り戻すことができなくなってしまいます。産休明けにすぐに職場に復帰することができれば、まだ良いのですが、子供が小学校にあがるまでは子育てに専念したいと思った場合は、6年以上のブランクができてしまうのです。そのようなブランクができたり、仕事の感覚が鈍くなったりしてしまうと、いきなり常勤の看護師として仕事に復帰するのはかなり難しくなってしまうのです。そこで、人気なのが派遣看護師から復帰するという選択です。派遣看護師なら自由な時間で、まずは短時間から短期で働くことができるのです。いきなり、残業や夜勤があることもないし、シフトも生活に合わせて自由に決めることができるので、無理なく看護師として復帰することができるのです。派遣看護師として少しずつ仕事の感覚を取り戻してゆき、さらにブランクをうめることができるので、すごく良い感じで、常勤の看護師に戻ることができるのです。中には、派遣看護師のほうが自分の働くスタイルに向いている!と思い、そのまま正社員の看護師にならずに派遣看護師として仕事を続けていく人もいるみたいです。それくらい派遣看護師は魅力的な働き方だということですね。

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